2012年4月19日木曜日

和の薬膳教室

4月の和の薬膳教室は、朝早くから教室を飛び出し、裏山へGO!
たけのこ掘りからスタートです!

みんな子どもの頃に戻ったようにうきうき。

けっこう急な山の斜面も、堀り立てたけのこのためなら何のその。
根っからの食いしん坊集団です(笑)。
ナナ(うちのワンコ)もついていけないくらい〜。
けっこう根は深いし、土は固いし、スコップは重いし、大変なんだけど、みんなすごい!
あっという間に10個近い巨大たけのこを掘り上げました〜。大収穫!!

途中、寄り道をして、野生の三つ葉とふきもいただいちゃいました。


帰ってさっそくたけのこ尽くし料理です。
たけのこは、春の苦味の代表する食材。
体を強く冷やす寒性ですから、ほんとはたくさん食べ過ぎないほうがいいんだけど、今日は特別。
これだけたけのこを掘り上げたからには、たけのこ1つで五味を味わう料理を作りたいと思います。

メニューは
苦味+酸味 姫皮の梅肉和え
苦味+辛味 木の芽和え
苦味+鹹味 土佐煮
苦味+甘味 たけのこごはん
苦味    丸汁
プラスα  根みつばの辛子浸し
・       よもぎ団子



たけのこの昔ながらの定番料理を薬膳の視点でひもとくと、ほんとに五味が揃うメニューになります。
冷やさないようにちゃんと温性の食材と組み合わされていたり、苦味の相剋にあたる辛味の食材を合わせていたりします。たけのこに木の芽[辛味・温性]を合わせるのも、その代表的な例です。
ほんとに和食ってうまくできているな〜と改めて実感させられます。