2013年11月28日木曜日

ヨガ薬膳

昨日は2回目のママヨガ&薬膳のコラボイベントでした。
(写真を撮り忘れてしまいました〜)

ヨガの先生はママ美ヨガを主催されている吉田雅南子さん。
とっても気さくな美人ママです。

なんと告知して翌日にはほぼ満席という人気企画のようで、私のほうではまったく告知する間もなく……。

でも、すでに次のイベントの日程も決まりました!
来年2月12日(水)です。
あっという間に埋まってしまうようなので、お早めにお申し込みください。
(申し込みの受付開始時期は、吉田さんのブログでお知らせします)

小さなお子さま連れでも、見てくれる人がいるからほんとにらくちんです。

この日も1時間ほどヨガをして、和の薬膳のお話をちょこっとして、みんなで配膳してお膳でいただきました。
食事の合間には、離乳食やアレルギーなどのお話も。

そして最後にはnagomiさんのアラジンパンツなどの販売会も。
こちらも大人気で、会場が熱気であふれていましたよ。

にぎやかで楽しい時間をありがとうございました!

2013年11月20日水曜日

11月の和の薬膳・応用編

11月の「和の薬膳・応用編 二十四節気の食養生」のテーマは、
「冬の寒さに備え冷えやウイルスに負けない体を作る」でした。




今月は、気を補い、腎を強化し、体を温める食材がいっぱい。
メニューは、
・かぶの柚香和え
・大根ステーキそばの実あん
・山芋の包み挙げ
・里芋まいたけごはん
・利休汁
・焼き芋のなめらかプリン


かぶは皮ごと、かぶの葉も使って一物全体をいただきます。
大根ステーキだけでも絶品ですが、香ばしいそばの実がかかってボリュム満点。




















おろした山芋を衣にして具を包んで挙げます。うまみたっぷり、かりっふわっで大好評!
止まらなくなるおいしさで、6合のごはんを7人でぺろり。


野菜だけでも食べごたえ十分。
秋の食材はほんとに滋味深い味わいがして、じんわり体に沁み入ります。
今月もありがとうございました。

2013年11月15日金曜日

ラジオ出演

湘南ビーチFMの「わくわくしあわせごはん」に出演しました。

「和の薬膳」とはなんぞやということを、旬の食材の例を挙げながら簡単にご紹介したり、和食離れが進んでいるけれども、本当は和食って簡単なんだよ、というようなお話をさせていただきました。

パーソナリティの森川いつみさんのブログで、少しご紹介いただいています。


ほんと、和食って素材を生かす料理だから、味付けも調理法もシンプルなんですよね。
だからこそ旬の素材のおいしさを存分に感じ取ることができる。

五味に旨味を加えて六味を感じ取れるのは、世界中で日本人だけといわれるのも、それだけ豊かな食材に恵まれ、その素材を生かす和食の調理法があったからこそ。

○○ソースとかドレッシングとかの調味料の味になってしまったら、いつ何を食べても同じになってしまう。

それってもったいないし、命を差し出してくれている野菜や魚や食材たちに、申しわけない気がする。

日本人の豊かな感性や繊細な味覚も、このままでは失われていってしまうのではないか、と、外食で調味料の味しかしないごはんを口にするたびに思います……。

ときどき、野菜を蒸しただけで塩もつけず、もちろんドレッシングやソースやディップも使わず、野菜そのままの味を味わうと、あぁ野菜ってこんなにおいしいのか、こんなに味があるのかと感じ取れていいですよ。

そうそう、離乳食も蒸しただけの野菜で十分。
子どもには素材そのものの味をちゃんと覚えて、味覚を研ぎすませてほしいと思います。
そうすれば、大きくなって多少ジャンクなフードを口にしても、ちゃんと基本のまっとうな食に戻ると思うから。

お母さんが子どもにしてあげられることっていろいろあるけれど、
毎日の食事で、病気にかからない、多少のことではビクともしない、心身ともに丈夫な体を作ってあげることが、とっても大事だと思うんです。
単なる体の成長のためとか栄養補給のためではなくて。
ビクつかない体の芯みたいなものを作ること。
そういう体があれば、病気なんかに振り回されたり、足を引っ張られたりすることなく、自分のやりたいことを、思う存分楽しめる人生を送ることができると思うから。
まずは幼少期にその体の土台を作ってあげることが、ごはんを作るお母さんの役割なのだと思います。
なんだか話が広がりすぎましたね。

11月の和の薬膳・基礎編

11月の「和の薬膳・基礎編」のテーマは、「冬を乗り切る食養生」。


日に日に秋の深まりを感じるこの時期は、朝晩の急激な冷え込みと乾燥で、風邪をひいたり、気管支が炎症を起こしたり、腰や関節などが痛みやすくなります。
本格的な冬が始まる前に、“気”を補い、腎を強化し、体の内側から温めておくことが大切です。

ぎんなん、百合根、かぶ、里芋、山芋、むかご、さつまいも、くるみなど、この季節の旬の素材には、肺を潤したり体液を補うもの(潤肺・生津、滋陰)“気”を補うもの(補気・温陽)、腎を活性化するもの(補腎)、体を温めるもの(温陽)などが多く見られます。こうした食材を積極的に取り入れて、冬の寒さに備え、風邪をひかない体を作っておきましょう。

今月のメニューは、
・三菜びたし
・里芋の白味噌煮ゆず風味
・かわはぎのかぶら蒸し
・むかごごはん
・利休汁
・焼き芋ようかん

おひたしも数種類を加えると、味にも食感にも奥行きが生まれます。
とろっとクリーミーな食感がたまりません!


カワハギは相模湾の名物。この時期は肝が太って脂ののりも最高!
カワハギのあらで取っただしであんを作ります。
いつものようにかまどで炊き上げます。蓋をとった瞬間の香りがたまりません!
練りゴマと炒りごま炒りのリッチな味わい。一口すすって「う〜〜〜ん、おいしい〜」という声が思わず漏れます。


今月も大満足でした!ありがとうございました。