「和の薬膳」とはなんぞやということを、旬の食材の例を挙げながら簡単にご紹介したり、和食離れが進んでいるけれども、本当は和食って簡単なんだよ、というようなお話をさせていただきました。
パーソナリティの森川いつみさんのブログで、少しご紹介いただいています。
ほんと、和食って素材を生かす料理だから、味付けも調理法もシンプルなんですよね。
だからこそ旬の素材のおいしさを存分に感じ取ることができる。
五味に旨味を加えて六味を感じ取れるのは、世界中で日本人だけといわれるのも、それだけ豊かな食材に恵まれ、その素材を生かす和食の調理法があったからこそ。
○○ソースとかドレッシングとかの調味料の味になってしまったら、いつ何を食べても同じになってしまう。
それってもったいないし、命を差し出してくれている野菜や魚や食材たちに、申しわけない気がする。
日本人の豊かな感性や繊細な味覚も、このままでは失われていってしまうのではないか、と、外食で調味料の味しかしないごはんを口にするたびに思います……。
ときどき、野菜を蒸しただけで塩もつけず、もちろんドレッシングやソースやディップも使わず、野菜そのままの味を味わうと、あぁ野菜ってこんなにおいしいのか、こんなに味があるのかと感じ取れていいですよ。
そうそう、離乳食も蒸しただけの野菜で十分。
子どもには素材そのものの味をちゃんと覚えて、味覚を研ぎすませてほしいと思います。
そうすれば、大きくなって多少ジャンクなフードを口にしても、ちゃんと基本のまっとうな食に戻ると思うから。
お母さんが子どもにしてあげられることっていろいろあるけれど、
毎日の食事で、病気にかからない、多少のことではビクともしない、心身ともに丈夫な体を作ってあげることが、とっても大事だと思うんです。
単なる体の成長のためとか栄養補給のためではなくて。
ビクつかない体の芯みたいなものを作ること。
そういう体があれば、病気なんかに振り回されたり、足を引っ張られたりすることなく、自分のやりたいことを、思う存分楽しめる人生を送ることができると思うから。
まずは幼少期にその体の土台を作ってあげることが、ごはんを作るお母さんの役割なのだと思います。
なんだか話が広がりすぎましたね。
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