11月の「和の薬膳・基礎編」のテーマは、「冬を乗り切る食養生」。
日に日に秋の深まりを感じるこの時期は、朝晩の急激な冷え込みと乾燥で、風邪をひいたり、気管支が炎症を起こしたり、腰や関節などが痛みやすくなります。
本格的な冬が始まる前に、“気”を補い、腎を強化し、体の内側から温めておくことが大切です。
ぎんなん、百合根、かぶ、里芋、山芋、むかご、さつまいも、くるみなど、この季節の旬の素材には、肺を潤したり体液を補うもの(潤肺・生津、滋陰)“気”を補うもの(補気・温陽)、腎を活性化するもの(補腎)、体を温めるもの(温陽)などが多く見られます。こうした食材を積極的に取り入れて、冬の寒さに備え、風邪をひかない体を作っておきましょう。
今月のメニューは、
・三菜びたし
・里芋の白味噌煮ゆず風味
・かわはぎのかぶら蒸し
・むかごごはん
・利休汁
・焼き芋ようかん
・里芋の白味噌煮ゆず風味
・かわはぎのかぶら蒸し
・むかごごはん
・利休汁
・焼き芋ようかん
おひたしも数種類を加えると、味にも食感にも奥行きが生まれます。 |
とろっとクリーミーな食感がたまりません! |
カワハギは相模湾の名物。この時期は肝が太って脂ののりも最高! カワハギのあらで取っただしであんを作ります。 |
いつものようにかまどで炊き上げます。蓋をとった瞬間の香りがたまりません! |
練りゴマと炒りごま炒りのリッチな味わい。一口すすって「う〜〜〜ん、おいしい〜」という声が思わず漏れます。 |
今月も大満足でした!ありがとうございました。
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