2014年7月23日水曜日

しば漬け作りワークショップ

このブログの中でも、最もアクセス数の多いのが「本格しば漬け」。
この日はそのしば漬けを作るワークショップを行いました。

作る工程はとっても簡単。
まずはみんなで京都の大原から取り寄せた無農薬の赤しその葉を丁寧に取ります。
しその量がかなり多いので、みんなでおしゃべりしながらのんびり作業。
部屋中にしその香りが広がります。
あとは、切ったなすと塩を合わせるだけ。


2週間もすれば、こんなにきれいに色づいたしば漬けができあがります!
夏はしば漬けのツンとするような酸味が欲しくなるんですよね。

残ったしその茎や枝は、赤しそジュースに。
茎や枝だけでも、十分色鮮やかで濃厚なジュースができます。
汗をかいた後はやっぱりこれだね。

2014年7月16日水曜日

和の薬膳症状編「冷え・低体温」

7月の「和の薬膳・症状編」のテーマは、「冷え・低体温」。
真夏ですが、薄着で冷房の中過ごしたり、冷たいものや生ものを摂り過ぎてしまいがちな夏こそ、冷えに注意しなければならない季節です。


冷えにもいろいろな原因とタイプがありますが、気や血や水の「滞り」による冷えタイプと、気や血や陽気の「不足」による冷えタイプの、おもに2つに分けて考えました。

メニューはこちら。
生姜陳皮蜂蜜茶
長芋のしそ巻き 桃と梅肉ソース
・かぼちゃの桂皮揚げ
エリンギとれんこんの陳皮炒め
乾姜粥 にらと干し貝柱のあんかけ
桃と黒米と甘酒のプリン

体を温めたり、気や血を補ったり、流れをよくしたりする食材たっぷりで、どちらのタイプの冷えにもおすすめのメニューになっています。
乾姜や桂皮、陳皮など、気軽に利用できたり自分でも作れる生薬なども取り入れてみました。
食べ終わる頃には内側からぽっかぽか、体温が上がったみたい。

2014年7月9日水曜日

7月のワークショップ

7月のワークショップのご案内です(すでに7月になって10日がたとうとしていますが)。

◉7月22日(火)「しば漬け教室」
10:00〜11:30/2500円
このブログの中で、最もアクセス数の多いのが、「しば漬け」です。
梅酢などを使わずに、きちんと乳酸発酵させて作る本格しば漬けを作ります。


*土日希望の方はご連絡ください。希望者が多い場合は、8月上旬に別途開催します。
◉7月30日(水)「ぬか漬け教室」

10:00〜12:00/2000円
おなじみのぬか漬け教室。暑くなりすぎる前に仕込んでしまいましょう。

◉7月18日(金)「和の薬膳・二十四節気の食養生」

10:00〜14:00/4000円
単発でもご参加いただけるクラスです。
この日は昨年度のクラスでも大好評だった、「デザート八宝粥」を作ります(もちろん他に一汁三菜も)。
夏の暑さをやわらげ、脾胃を滋養する優しく甘いお粥です。


*いずれも材料の準備の関係で、なるべくお早めにお申し込みください。

よろしくお願いします。

2014年7月3日木曜日

七夕飾り&七夕ごはん

自主保育の集まりで、七夕飾り&七夕ごはんを作りました。
みんなで童心に戻って七夕飾り作り。楽しい〜。



手透き紙を使って作った飾りは、折り紙のようなキンキラした華やかさはないけど、落ち着いていてなかなか味わい深い。
日本建築によくマッチしていい雰囲気!


お昼ごはんは、そうめんと五色のおかず。
由来はこちらにhttp://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/gosekku/tanabata/

青(緑)は満願寺唐辛子の味噌炒め&きゅうりとしその塩もみ。
赤はトマトの塩麹漬け。
黄色はかぼちゃの茶巾。
白は炒り豆腐。
黒はしいたけの甘煮。
きゅうりやにんじん、かぼちゃを星形や笹型に切り抜いて飾りました。

五色のおかずをそうめんの上にトッピングして、全部をまぜまぜしてビビンバみたいにしていただきます。
子どもたちも手づかみであっちこっちそうめんだらけにして食べていました。
みんなで作る行事食。いいものですね。

2014年7月2日水曜日

自家製米あめ

昔は農家のおばあちゃんたちが米あめを手作りしていたと聞いて、さっそく作ってみました。


米あめというと自然食品店でしか手に入らない特殊な食材のような感じがするけれど、作り方は甘酒とほぼ一緒。

甘酒はもち米に米麹を加えて発酵させて作るけれど、米あめは米麹の代わりに麦芽を加えるだけ。
55℃ぐらいの温度で、8〜12時間ほど保温するのも甘酒と一緒。

で、違うのはここから。
発酵して甘くなっていたら濃し、液体のほうを1時間ぐらい根気よく煮詰め、とろ〜りとしたら完成です。
とろっと加減は好みで調整できます。

独特の風味があって甘酒よりも濃厚な甘味。
お菓子作りには大活躍しそう。

ただ、オーガニックの麦芽は特殊なもの。
もっと身近に作れないかといろいろ調べていたら、昔は麦芽ではなく米もやし(米麹)を使って作っていたらしいことがわかったので、今度は甘酒を煮詰めて水飴にしてみよっと。