2011年9月24日土曜日

湘南邸園文化祭

9月23日(祝)、湘南邸園文化祭の一貫として、「古民家暮らしを楽しむお話会と一汁三菜ランチ」の会を行ないました。

我が家「古家1681coya iroai」に到着したご一行様には、まずお庭をぐるっと回っていただきました。

その後は部屋の中でお話会。
古い日本家屋がいかに高温多湿の日本の気候風土に合っているかということ、家も生きていて、季節に応じて変化すること(たとえば夏になると家全体が縮まり、それに応じて畳も縮むこと)、ふすまや障子を外したりつけたりして、臨機応変に対応できることなど、古民家のすばらしさを主人が力説。

お話の区切りがいいところで、一汁三菜ランチです。
輪島からお借りした、漆塗りの家具膳を並べていただきます。


ふつうの和食も、家具膳でいただくととても高級に見えます。
本日のメニューは、
・雑穀甘酒
・前菜四種
【塩麹豆腐・枝豆とオクラの寒天寄せ・柿のごま和え・にらのおひたし】
・一汁三菜
【にんじん葉の白和え・ししとうとじゃこの煮浸し・あじの揚げあんかけ】
・三分づきごはん、納豆汁・漬け物各種
【甘味】
・梨の薬膳コンポート


長時間になってしまいましたが、みなさん、ゆっくりとくつろいでいただけたと思います。
こうしてたくさんの方々に古民家での暮らしぶりを体感していただくことで、貴重な日本家屋の保存に少しでも役立てたら嬉しいです。

2011年9月20日火曜日

香りの講座ワークショップ

昨日は「古家1681 coya iroai」で、

「香りの講座・アロマ茶会」のワークショップが行なわれました。

講師は、我が家のワークショップの常連さんである津村さん。

アルコールにさまざまなハーブを漬け込んだチンキをもとに、

参加者それぞれが化粧水を手づくりしてお持ち帰りしました。

私はみなさんのランチを作っていて参加できなかったのが残念。

でも、家主の特権で、できあがった化粧水とチンキをちゃっかりいただいちゃいました。

ラベンダーとローズとタイムを漬け込んだ化粧水、とってもいいです!

ここのところ、おでこにブツブツができていたのですが、

昨晩つけたら一気になくなりました! すごい威力です。

さて、その後はランチです。

本日は、輪島よりお借りしている家具膳を使用しての特別ランチ。


前菜は、塩麹豆腐、トマトの煮浸し、柿のごま和え、かぼちゃ団子、生ゆで落花生。

一汁三菜は、
・にんじんとにんじんの葉とこんにゃくの白和え
・秋なす田楽
・一夜干しイカとごぼうと桜えびのかき揚げ
・土鍋の胚芽米ごはん
・漬け物各種(ぬか漬け、しば漬け、塩辛)
・大根菜のみそ汁

漆の家具膳でいただくランチ、いつもと違ってなかなか風情がありました。

2011年9月1日木曜日

新刊本が出ました!

9月1日、新刊本「体を温め、めぐりをよくする妊娠中のごはん」が発売になりました。


中医学的な観点から、妊娠中に大切な体を温める食事や


気・血・水のめぐり をよ くするごはんについて解説・ご提案をしています。


調味料は「さしすせそ」だけ。

素材の持ち味を生かしたシンプルで体にいいナチュラルなごはんは、

妊娠中でなくても、これから赤ちゃんの欲しい人や産後・授乳期のママをはじめ、


お年寄りから子ども、男性まで、老若男女を問わず、役立つメニューだと思います。


ぜひお手に取っていただけたら嬉しいです!

2011年8月31日水曜日

夏バテ解消の「和の薬膳」講座

すっかり更新が遅くなりましたが、8月12日と27日は、

「和の薬膳講座・夏バテ解消編」でした。

メニューは甘酒、梨ときゅうりのごま和え、山芋とおくらの梅びたし、生海苔とタコの酢の物、かぼちゃのナッツ和え、えびと枝豆の茶碗蒸しモロヘイヤあん、香味野菜たっぷり小アジのあんかけ、特製冷や汁、麦ごはん、漬け物各種、メロンの甘酒シャーベット




夏バテを起こす主な原因は、胃腸の冷え。


冷たい飲み物や生野菜、果物など、


体を冷やす「寒・涼性」のものを取りすぎることで胃腸が冷え、


消化不良や食欲不振などを招くのです。


夏バテを防いだり、元気をつけるには、


胃腸を温める「温性」の食材や、胃腸にたまった余分な水を排出する食材、


また、滋養強壮作用のある食材をとるのが秘訣ですね。


*次回の「和の薬膳講座」は、10月1日(土)と12日(水)の予定です。
 テーマは「秋の乾燥を防ぐうるおいごはん」です。







2011年8月8日月曜日

甘酒作りワークショップ

8月6日(土)は、甘酒作りのワークショップでした。
(写真右から時計回りに)桃の甘酒シャーベット、桃の甘酒、
胚芽米の甘酒、かぼちゃの甘酒、とうもろこしの甘酒
甘酒は、「飲む点滴」ともいわれる栄養価の高いスタミナドリンク。

脳のエネルギー源となるブドウ糖や代謝や疲労回復に欠かせないビタミンB群、

9種類の必須アミノ酸や100種類もの酵素、抗酸化作用の高い麹酸など、

さまざまな有効成分がたっぷり含まれます。

腸内環境を整えて免疫力を高めたり、夏バテ解消にぴったりです。

●
まずは、胚芽米で作った甘酒を試食していただいたのですが、

「甘い〜」「おいしい〜」「ほんとに砂糖は入ってないんですよね」「やさしい味〜」

と、参加されたみなさん感激されていました。

米と麹だけで、これほど甘くなるなんてほんとに不思議。

改めて、菌さんの力ってすごい! と実感しました。
●


みなさんには、プレーンのもち米の甘酒を仕込み、

保温ポットなどに入れて持ち帰っていただきました。

保温ポットでも、甘酒作りに必要な40〜60℃をしっかり保てます。

手軽にできるし、電気も使わないので、私はこの方法が一番おすすめ。

もちろん炊飯器やこたつなどでも保温することができます。

みなさん、8時間後にはおいしい甘酒ができていたようです。
●
この日は、お米の代わりに、穀類やフルーツなどに麹を加えた、

変わり甘酒も試食していただきました。

一番人気は桃の甘酒。

この桃の甘酒をミキサーにかけてなめらかにし、

冷凍庫で冷やしたシャーベットはとくに大好評。

甘酒の自然なやわらかい甘味は、体にスーッとなじむ気がして、

もう砂糖を使ったデザートなどは食べられません!

我が家では、料理などにも甘味には甘酒を多用しています。
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甘酒を作り出す麹菌は、日本の気候風土でしか繁殖しない「国菌」です。

この麹菌を使って作る味噌やしょうゆ、みりんなどの発酵食品も、

日本固有の大事な食文化。

絶やすことなく受け継いでいきたいと思います。

2011年8月7日日曜日

絶品!本格しば漬け

先日、「しば漬け作り」のワークショップを行なったのですが、

本格的に乳酸発酵させたしば漬けが、

時間がたつほどにうま味が増しておいしくなるので、またまた作ってしまいました。

なすと赤しそだけで漬けた本格しば漬け。
色も鮮やかで、ほんとにかなりの絶品です。
ごはんにのせて、海苔のように巻いて食べてもうま〜い!

前回は、なすときゅうり、みょうが、新しょうがに赤しそを加えて作ったのですが、

今回は、しば漬け発祥の地である京都・大原の伝統的な作り方にならって、

なすと赤しそと塩だけで作りました。

きゅうりやみょうがを加えると、どうしても水が出て、色が薄くなりますが、

なすと赤しそだけだと、上の写真のように本当にきれいな赤紫色に染まります!

味わいもなすと赤しそだけのほうが美味。

独特の赤しその風味と乳酸菌の酸味があいまって、これがもう後をひくおいしさ。

しば漬けって、こんなにおいしかったの!!と、驚きます。

大げさではなく、しば漬けの概念が変わります!

安易に調味液に漬け込んだ、市販のしば漬けはいったい何??と思ってしまいました……。

いろいろな発酵食品や漬け物を作っていますが、

このたび、しば漬けは、ぬか漬けと並ぶイチオシ漬け物となりました。

自然の乳酸菌の発酵力にまかせるだけで、

とにかく簡単にできるので、ぜひ手づくりしてみてください。

【材料】
なす…1kg(7〜10本)、赤しそ(葉)…7〜8本分(800g程度)*重さは枝つきの状態です。葉だけの場合280〜300g程度(表現があいまいでしたので、2012.7.10修正しました)、塩…なすの重量の6〜7%

【作り方】
1.赤しそは葉を摘み取って洗い、水気を切っておく。なすは洗って水気を切り、5mm幅程度の斜めに薄切りにする。

2.深めの容器に大きめのビニール袋を入れ、塩→なす→塩→赤しそ、塩→なす→塩→赤しその順に5段ぐらい重ねていく。一番上は赤しそと塩で覆うようにする。

3.ビニール袋の中の空気をしっかり押し出してから口をぎゅっとねじり、なすの重量と同程度の重しをのせて蓋をする。

4.そのまま2週間以上置けば完成。かなりすっぱくなるが、1年間は常温で保存できる。

*しば漬けは夏の漬け物です。失敗しないコツは、気温の高いときに作って、一気に4〜5日で乳酸発酵を促すこと。うまく乳酸発酵しないとカビてしまうので気をつけて。

*ビニール袋の中の空気をしっかり抜くこともカビの繁殖を防ぐコツです。

2011年8月5日金曜日

ゆかり作り

今日は、梅干しに漬け込んだ赤しそを干して、ゆかり作り。

梅雨が明けても、なんだかすっきりしないお天気が続き、

梅干しもなかなか3日間干せなかったのだけど、

なんとか晴れ間を見つけて天日干しを完了。

同時に、赤しそもざるに広げて天日干しします。

パリパリになるまで、こちらは4〜5日干して、

手でもんで細かくして仕上げます。

保存容器などに入れて冷蔵庫で保存すれば、1年はもちます。

おにぎりに、チャーハンに、和え物に、いろいろ使えますね。