2011年10月2日日曜日

和の薬膳講座「秋の乾燥を防ぐうるおいごはん」編

10月の和の薬膳講座は「秋の乾燥を防ぐうるおいごはん」です。

秋になって空気が乾燥すると、肺や気管支、のど、鼻などの呼吸器も乾燥しやすくなります。呼吸器は乾燥に弱いため、炎症を起こしたり、ウイルスや細菌も繁殖しやすくなります。
これを防ぐのが、ぎんなん、栗、柿、れんこん、かぶ、白きくらげ、大根などの秋に旬を迎える味覚です。
それぞれ働きは異なりますが、いずれも肺を潤したり、津液(体液)を補ったり、のどの痛みや咳を抑えたりする作用があります。

秋は実のなる季節。こうした種実類が、秋のトラブルを防いでくれるのです。
自然て、本当によくできていますよね。
それを取り入れた和食の知恵にも改めて感嘆します!

 本日のメニューは、
・雑穀甘酒(このところの定番! はまってます)
・前菜四種【塩麹豆腐、塩炒りぎんなん、赤かぶの甘酢漬け、山芋のずんだあん】
・里芋と青菜の白和え
・きのこと白きくらげのみぞれ和え
・れんこんのおろし揚げ
・鯛のかぶら蒸し
・胚芽米ごはん・納豆汁・漬け物各種
・白きくらげと梨の薬膳コンポート


ちなみに、この日も輪島からお借りしている家具膳でいただきました。
ほんとに美しい食器にうっとりです!

これまでは、「薬膳のお話とお食事」という形だったのですが、
実習も入れてほしいというご要望が多いので、
11月からは、実習付きの薬膳教室を始めます。
こちらもどうぞよろしくお願いします。

詳細は食べごとのHPに掲載しますので、こちらをご覧ください。

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