小正月とは、正月の望の日(満月の日、旧暦1月15日)または、元日から1月15日までのこと。現在は新暦の1月15日に行われることも多いようです。
この日の朝は、小豆粥を食べる習慣がありました。古くは『土佐日記』や『枕草子』などにも、小正月に小豆粥を食べたことが記されています。
小豆は「万病を排し、邪を払う」といわれ、冬至や小正月などの節目の行事や節句で食べるのに最適です。
今月は、小豆粥の効果を高める解毒や排泄の薬膳ごはんを作りたいと思います。
[解毒・排泄によい食材]
豆類(小豆、大豆、黒豆など)、玄米、梅干し、雑穀、海藻類、発酵食品(みそ、酒粕、漬け物、納豆、甘酒など)、食物繊維の豊富なもの(乾物、ごぼう、こんにゃくなど)
メニュー
●玄米小豆粥
●里芋の酒粕味噌和え
●豆腐のごまよごし
●かぶの香味漬け
● 切り干し大根とひじきのかき揚げ
● 金柑の甘露煮
も〜、小豆粥のおいしいこと!
体のすみずみに染みわたり、心も体も癒されるようでした。
金柑はおみやげに。
のどの痛いときや咳の出るときに1つつまむと、すっきりよくなります。