2014年6月30日月曜日

パルシステム「yumyum」でおやつレシピを紹介しています!

パルシステムの赤ちゃんとキッズの「食」と「遊び」のカタログ「yumyum」。

6月号(4週目)のカタログの表紙にて、おやつレシピを2品ご紹介させていただいています。

カタログ掲載商品の北海道の栗かぼちゃを使った「かぼちゃようかん」と、ひきわり納豆を使った「納豆とにらのじゃがいもお焼き」です。

子どものおやつには、砂糖を使った甘いものではなく、米や芋などの穀類や豆類、野菜などを使った、素材の味が生きたものを与えたいと思っています。

「かぼちゃのようかん」にも、甘味はいっさい加えていません。
じっくり味わえば、砂糖を使っていなくても、素材の甘みやうま味を十分に感じられるんですよね。

とくに味覚に繊細な小さな子どもは、はっきりと甘味を感じ取れる能力を持っていると思います。
砂糖類の甘さに慣れる前に、素材の甘味をしっかりと覚えさせてあげたいです。

2014年6月28日土曜日

ぬか漬け教室

今月もぬか漬け教室、開催しました。

座学を真剣に聞く参加者のみなさま

何度かぬか漬けに挑戦したことのあるベテラン主婦から、初めて作る若いママさん、そして男性まで、老若男女さまざまな参加者が集うのがこの教室。

この日、みんな同じ材料で同じように作っても、家に持ち帰って育てているうちに、まったく違う味わいのものになるから不思議です。

みなさんのお家で、それぞれおいしく発酵しますように。

7月も開催予定です。日程はお問い合わせください。

2014年6月23日月曜日

自主保育、始めました。

自主保育を始めることにしました。
自主保育というか、いわば共同保育です。

義務教育が始まるまでの0〜6歳までのかけがえのない時間を、わざわざお金を払って、どこかに預けてしまうのはもったいない!
できるだけ子どもと一緒に過ごしたい。
子どもの成長を間近で見ていたい。
でも、つねに親と子どもの1対1の関係でいるのは、やっぱりしんどい。

そこで共同保育です。
何人かの親子が集まって、みんなで一緒に子育てをしましょう、というもの。

参加することになったのは今のところ6組。
1歳4ヶ月ぐらいの子からまもなく2歳になる子まで、みんな同級生。

まずは、みんなで今後どんなことをしていきたいか決めていくことに。
「季節の行事」「みんなでかまどごはん」「海遊び」「山歩き」「手仕事」「パパだけの日」「紙芝居」……などなど、やりたいことがいっぱいで盛りだくさん。
想像しただけでわくわく、楽しくなりそうです!

2014年6月18日水曜日

6月の和の薬膳症状編「腎虚〜むくみ・頻尿・膀胱炎」

6月の「和の薬膳・症状編」は「むくみ・頻尿・膀胱炎対策」でした。



今回のポイントは腎。体内の水の状態を調整しているのはおもに腎であるため、腎の機能が低下する「腎虚」になると、「水」に関するさまざまな異常が起こります。

そこで、腎を補う「補腎」の食材や「利尿・利水」作用のある食材を意識して取るのが、腎虚〜むくみ・頻尿・膀胱炎の食養生になります。

メニューはこちら。
枝豆のはとむぎ和え梅肉のせ


・新じゃがのくるみそぼろ


・いんげんとヤングコーンの湯葉巻き揚げ

・とうもろこしごはん ひげのせ

・黒呉汁

うぐいす餡の葛まんじゅう


う〜ん。改めて写真を見直すと、どれもおいしかったな〜。
とうもろこしごはんの甘いこと!
黒呉汁もとっても好みの味。
うぐいす餡も裏ごしするのが大変だけど、「その甲斐あるわ〜」と大好評でした。

次回の症状編は、7月第3水曜と金曜。
テーマは「冷え・低体温」です。
冷えは女性にとっては天敵。徹底的に冷え取りすることで、あらゆる不調が消えたりします。乞うご期待!

2014年6月17日火曜日

梅しごと

本日は、「梅しごと」のワークショップを行いました。

梅干し、梅酒、梅味噌、梅ジュースのなかから、好きなものを好きなだけ作っていただきました。
まずは、わが家の“梅もの”の試食から。

昨年作った梅酒や梅ジュースをはじめ、5年ものの梅味噌や10年以上経った梅酒の古酒まで、全部で10種類ほど。

砂糖の種類や焼酎の種類、その年の梅の出来不出来によって、まったく味わいが違うものに。
みなさん、一口味わうたびに、「う〜ん、おいしい〜」「黒糖の、いいね〜!」「モ、モラセス〜、うま〜い!」と、いろいろな感想が聞かれて、おもしろかったです。

試食のあとは、みんなで梅を洗って拭き拭きし、それから各自仕込みに入りました。

高知の天日塩に、モラセスシュガー、古式原糖、玄米味噌、奄美の黒糖焼酎……と、材料はすべてこだわりのもの。
それぞれ作るものに合わせて、砂糖の種類は変えています。



みんな、今年もおいしい梅ものが仕上がりますように!

ちなみにわが家は別の日に、梅干し9キロ、梅ジュース1.8キロ、梅肉エキス1キロを仕込みました。
今年は、すももの梅干しにも挑戦です。

2014年6月13日金曜日

6月の和の薬膳応用編「二十四節気の食養生」

「和の薬膳・応用編」の「二十四節気の食養生」でした。
6月の節気は「芒種」と「夏至」。早くも夏至ですって。



この時期の食養生のポイントは「余分な水分を出して腎と脾を補う」です。

腎を補うことで尿の出を促し、また脾臓を補うことで全身の水分代謝を促進して、梅雨時季に滞りがちな余分な水の排出を促します。

メニューはこちら。
・柿の葉寿司(なんといってもこれをみんなで作りたかったのよ!)
いんげんと新たまねぎの卯の花和え
・新じゃがの磯辺揚げ 辛子あん
・ヤングコーンと春雨のすまし汁
・水無月

柿の葉寿司は、事前に仕込んだものを食べていただき、この日に仕込んだものはお持ち帰りしていただきました。
食べごろは2〜3日後。家族でぜひ手作りの柿の葉寿司を味わってもらいたいです。

卯の花和えも、実は意外な味付け。これが大好評なのです。

水無月は6月の大祓の行事にいただく習わしがあるので、今月のメニューに加えました。小豆は水を出してくれるのでぴったりです。
冷やしていて写真を撮り忘れたのが残念! 
小豆の蜜煮が上品でなかなかおいしかったです。

次回の「二十四節気の食養生」は、7月の第2金曜です。

2014年6月8日日曜日

山椒しごと/「山椒の塩漬け」と「ちりめん山椒」

山椒の実の出回る時期になると、毎年作るのが「山椒の塩漬け」と「ちりめん山椒」。



山椒の塩漬け」の作り方は、
・山椒を房から外してよく洗う。
・沸騰した湯で5分ほどゆでる。
・水分をよく切ってから、容器に実と塩(実の30%)を入れて重しをする。
・水が上がってきたら捨て、少量の塩をまぶして保存する。

塩漬けしたものは、刻んでおにぎりに加えたり、ドレッシングにしたり、魚や肉と一緒に甘辛く煮る「有馬煮」などにして使います。
常温でも1年はもちます。

ちりめん山椒」の作り方は、
・鍋に酒150㎖、みりん大さじ2-1/2、醤油大さじ2を入れて中火にかけ、沸いたらちりめんじゃこ100gを加えて弱火で10分ほど炊く。
・5分ほどゆでて1〜2時間ほど水にさらした(かじってみて辛みが強いときはさらす時間を長くします)実山椒大さじ2を加え、水分がなくなるまで煮つめる。

ちなみに、山椒をさっとゆがいて10分ほど水にさらしてアク抜きしただけのものも、この時期は大量に作って冷凍保存しておきます。
ぬか漬けに入れると、殺菌・防腐効果を発揮してくれるうえ、さわやかな香りが広がるので作っておくと重宝します。

2014年6月6日金曜日

パルシステムの「保存食レシピ」発行しました

パルシステムからレシピ集『わが家の手作り保存食』が発行されました。

いろいろな保存食の作り方が載っていますが、私はこの中の「しば漬け」と「ぬか漬け」を担当させていただきました。
ちなみに撮影もわが家です。

本当に季節に合わせて、いろいろな保存食や発酵食があって、日本の食文化の豊かさを改めて実感します。

柿の葉寿司

ちまたではNHKのドラマ『ごちそうさん』で話題になったようですが、わが家では5、6月になると必ず作る「柿の葉寿司」。



ほのかに発酵した魚と柿の葉の香りやうま味が合わさって、何ともいえないおいしさ!
私は5〜6日おいて、糸を引くぐらいしっかり発酵したものが好み。

写真はイベント用に仕込んだものですが、来週の「和の薬膳・二十四節気の食養生」でもみんなで仕込みたいと思います!

2014年6月4日水曜日

湘南ビーチFMマガジンに登場しています!

湘南ビーチFMマガジンの夏号「野菜が旨い。」という特集で取り上げていただいています。
畑で育てた野菜を使って、旬の素材たっぷりの料理を作っています。
フリーマガジンなので、ぜひお手に取ってみてください。


自分たちで育てた野菜を食べられるのって本当に贅沢!
小さくっても形は悪くても、虫食いでも、味も鮮度も抜群。
料理は素材で8割が決まるというから、やっぱりおいしい野菜が手に入ることがとっても重要です。