今月の和の薬膳・応用編「二十四節気の食養生 芒種・夏至」のテーマは、「余分な水分を出して腎と脾を補う」でした。
この時節の食養生のポイントは、まずは腎気を補うこと。
腎を補うことで利尿を助け、梅雨時季に滞りがちな余分な水の排出を促します。
同時に、湿気=冷えを嫌う脾胃を温めて、殺菌作用のある食材を取り入れます。
ということで、メニューは、
・なすのごまだれ漬け
なすを切ったはしから焼いていき、すぐにごまだれに漬け込んでいきます。
切ってすぐに焼くからアクも出ず、ごまだれに漬けておくといい感じに水分が出てきます。
・夏みょうがと新しょうがの緑酢和え
緑酢は、きゅうりをすりおろしたもの。これでみょうがと新しょうがを和えた涼しげな一品。
・新じゃがのずんだ和え
新じゃがと枝豆、よく合いますよね。
・夏野菜の東寺揚げ
東寺とは、湯葉のこと。夏野菜や豆腐を平湯葉で包んであげ焼きにし、あんをかけたもの。ボリューム満点!
・梅しそごはん
たっぷりのしそを刻んで混ぜ、梅を天に飾ります。
・春雨のピリ辛味噌汁
春雨とみそ汁、合うんです。
・黒豆おこし
黒豆、黒ごま、くるみ、あわ……。最強の腎のサポート食材です。
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