2013年7月25日木曜日

7月の和の薬膳・応用編

7月の和の薬膳・応用編「二十四節気の食養生 小暑・大暑」のテーマは、
心・脾胃を補い、夏バテを防ぐ」でした。


この時期は汗を多くかくため、ミネラルや気が汗とともに流出して、疲れやすく体力を消耗しやすくなります。

同時に、冷たいものや水分の取り過ぎで、消化器系の脾胃の働きが低下し、食欲不振、消化不良、胃もたれなどが起こりやすくなります。これが夏バテです。

また、夏は「心」に負担のかかる季節ともいわれています。汗で体内の水分が流出して、血液の粘度が高まってドロドロと流れにくくなるからです。



この時期の食養生法は、体にこもった熱を冷ましながら脾胃や心を補う食材をとること。また、流出した水分や気を補う食材も積極的にとることをおすすめします。



メニューは、
枝豆の東煮
江戸時代からある料理。いつもの枝豆がひと味違う一品に。
一度食べ始めたら、止まらなくなります!

長芋とおくらのジュレがけ
長芋、おくら、モロヘイヤのとろとろコンビを3層に重ね、ジュレをかけて。体を冷やさないように梅干しをちょんとのせて。よくかき混ぜていただきます。
とろとろねばねば食材は、よく知られる夏バテ解消野菜。脾胃を保護して消化を助けます。

トマトの含め煮ごまだれがけ
トマトと辛味のきいたごまだれがよく合います。大絶賛の一品。

そうめんの焼きみそのっけ
なす、いんげん、ししとう、大葉などの夏野菜をよく炒めて八丁味噌で練り上げたものをそうめんにのせて。ごはんのお共にも。

雑穀と豆の冷製デザート粥(八宝粥)
台湾の八宝粥を日本風にアレンジ。たくさんの雑穀や豆やドライフルーツがあいまって、何ともいえないおいしさ。これまた大絶賛。





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