2011年8月8日月曜日

甘酒作りワークショップ

8月6日(土)は、甘酒作りのワークショップでした。
(写真右から時計回りに)桃の甘酒シャーベット、桃の甘酒、
胚芽米の甘酒、かぼちゃの甘酒、とうもろこしの甘酒
甘酒は、「飲む点滴」ともいわれる栄養価の高いスタミナドリンク。

脳のエネルギー源となるブドウ糖や代謝や疲労回復に欠かせないビタミンB群、

9種類の必須アミノ酸や100種類もの酵素、抗酸化作用の高い麹酸など、

さまざまな有効成分がたっぷり含まれます。

腸内環境を整えて免疫力を高めたり、夏バテ解消にぴったりです。

まずは、胚芽米で作った甘酒を試食していただいたのですが、

「甘い〜」「おいしい〜」「ほんとに砂糖は入ってないんですよね」「やさしい味〜」

と、参加されたみなさん感激されていました。

米と麹だけで、これほど甘くなるなんてほんとに不思議。

改めて、菌さんの力ってすごい! と実感しました。


みなさんには、プレーンのもち米の甘酒を仕込み、

保温ポットなどに入れて持ち帰っていただきました。

保温ポットでも、甘酒作りに必要な40〜60℃をしっかり保てます。

手軽にできるし、電気も使わないので、私はこの方法が一番おすすめ。

もちろん炊飯器やこたつなどでも保温することができます。

みなさん、8時間後にはおいしい甘酒ができていたようです。
この日は、お米の代わりに、穀類やフルーツなどに麹を加えた、

変わり甘酒も試食していただきました。

一番人気は桃の甘酒。

この桃の甘酒をミキサーにかけてなめらかにし、

冷凍庫で冷やしたシャーベットはとくに大好評。

甘酒の自然なやわらかい甘味は、体にスーッとなじむ気がして、

もう砂糖を使ったデザートなどは食べられません!

我が家では、料理などにも甘味には甘酒を多用しています。
甘酒を作り出す麹菌は、日本の気候風土でしか繁殖しない「国菌」です。

この麹菌を使って作る味噌やしょうゆ、みりんなどの発酵食品も、

日本固有の大事な食文化。

絶やすことなく受け継いでいきたいと思います。

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