先日、「米あめ作り」のワークショップを開催しました。
募集を開始してから、あっという間に満席になったので、それだけ砂糖を使うことに戸惑いを感じている人が多いようです。
まずは「米あめとは」というお話から、「砂糖と米あめの違い」「米あめのメリット」などの座学から。
そのあと、一晩発酵させた米あめの元を、みんなで大鍋3つで煮詰め作業。1時間ほどくつくつ煮込んで完成です。
よく「甘味料は何を使ったらいいですか」と質問をされますが、私は以下の順がいいかなと思っています。(本みりんはお酒に入るので除いて)
1.甘酒(発酵食品・体を温める性質・栄養価が高い・消化速度がゆっくり)
2.はちみつ(温性・栄養価が高い・消化速度がゆっくり)
3. 米あめ(温性・ミネラルを含む・厳選した原料で手作りできる)
4. てん菜糖(ミネラルを含む・無農薬のものがほぼ皆無)
5. 黒糖など精製度の低い砂糖(寒性・ミネラルを含む・重金属やアク成分などを含有しやすい)
1歳半ぐらいまでの子どもには、甘味料は使わないほうがいいと思いますが、2歳近くなってくると、だんだん大人が口にしている甘い匂いに興味を示すようになってきます。
そんなときは、甘酒や米あめぐらいの優しい甘味で対応できればと思います。
ただ米あめ(麦芽糖)も糖類としては砂糖と同じ二糖類。
体のなかで簡単に分解されて吸収されるので、ミネラルが多くて栄養価が高いとはいえ、過信して取りすぎないようにしないとね。
体のなかで簡単に分解されて吸収されるので、ミネラルが多くて栄養価が高いとはいえ、過信して取りすぎないようにしないとね。
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