今日は「和の薬膳教室(実習編)」でした。
今月より、薬膳の基本理論を「陰陽五行理論」から順を追って解説していきます。
一年通して学んでいただくことで、薬膳の基本的な考え方を理解してもらればと思います。
あ、でも途中からの参加でも追いつけるように工夫はしていくつもりです〜。
薬膳の考え方が身に付けば、季節や体調に合わせて、自分なりにどんどんアレンジでいけるようになるはずです。
さて、今回作ったメニューはこちらの一汁三菜です。
・青菜のくるみ味噌和え
・きのこの養老蒸し
・いわしとごぼうのつみれ揚げ
・むかごごはん
・けんちん汁
・干しいちじくのはちみつ煮
一品一品はどれもほんとに簡単にできるものばかり。
季節の素材を使ったお料理は、ほんとに体が喜んでいる感じがします。
初参加の方もいらっしゃいましたが、今回もみんなで和気あいあい、楽しい教室でした!
2011年11月15日火曜日
2011年11月7日月曜日
子ども昔ごはん教室
今月から「子ども昔ごはん教室」を始めました!
ふだんは忙しくてなかなかゆっくり時間をかけて、
子どもと一緒にごはんを作るのは難しいかもしれません。
電子レンジや炊飯器やスライサー……などなど、便利な道具も、
手軽な調味料や「◯◯の素」などもいろいろあるけれど、
ときには、昔ながらの日本の台所道具を使って、一からゆっくりじっくり丁寧に、
子どもと一緒にごはんを作る機会を作りたいなぁ〜と思って企画したものです。
こうした昔ながらの台所の手仕事を、まったく知らずに育つよりも、
少しでも体験することで、大人になってから何か違うのではないかと思うんです。
日本のすばらしい食文化を、お母さんたちと一緒に子どもたちに伝えていけたらいいなぁと思います。
今回作ったのはこちら。
*ほうろくでごまを炒って、すりばちですって作る「季節の青菜のごま和え」
*炭火で魚を焼いて、鬼おろしで大根をおろす「魚の塩焼き」
*かつおぶしを削って出汁をとる「お味噌汁」
*土鍋で炊く「分づきごはん」
*ぬか漬け各種
写真を撮り忘れてしまったのが悔やまれますが、大変なかつおぶし削りやごますりも、
子どもはほんと夢中になってやってくれるんですよね。
普段から家でもお手伝いしてくれるといいのにね。
◎「子ども昔ごはん教室」は、毎月第1日曜開催です!
子どもだけでなく、お母さんやお父さんも一緒に楽しめます。
ふだんは忙しくてなかなかゆっくり時間をかけて、
子どもと一緒にごはんを作るのは難しいかもしれません。
電子レンジや炊飯器やスライサー……などなど、便利な道具も、
手軽な調味料や「◯◯の素」などもいろいろあるけれど、
ときには、昔ながらの日本の台所道具を使って、一からゆっくりじっくり丁寧に、
子どもと一緒にごはんを作る機会を作りたいなぁ〜と思って企画したものです。
こうした昔ながらの台所の手仕事を、まったく知らずに育つよりも、
少しでも体験することで、大人になってから何か違うのではないかと思うんです。
日本のすばらしい食文化を、お母さんたちと一緒に子どもたちに伝えていけたらいいなぁと思います。
今回作ったのはこちら。
*ほうろくでごまを炒って、すりばちですって作る「季節の青菜のごま和え」
*炭火で魚を焼いて、鬼おろしで大根をおろす「魚の塩焼き」
*かつおぶしを削って出汁をとる「お味噌汁」
*土鍋で炊く「分づきごはん」
*ぬか漬け各種
写真を撮り忘れてしまったのが悔やまれますが、大変なかつおぶし削りやごますりも、
子どもはほんと夢中になってやってくれるんですよね。
普段から家でもお手伝いしてくれるといいのにね。
◎「子ども昔ごはん教室」は、毎月第1日曜開催です!
子どもだけでなく、お母さんやお父さんも一緒に楽しめます。
2011年11月4日金曜日
湘南邸園文化祭
10月9日と11月3日は湘南邸園文化祭でした。
定員15名ですが、毎回満席で、本当に嬉しい限り。
もっとああすればよかった、こうすればよかったと反省することばかりですが、
たくさんの人たちと触れ合うことができ、楽しい時間を共有することができました。
それもこの古民家があるから。
いろんな人に来てもらって、古い日本家屋の居心地のよさ、気持ちよさを感じてもらえらたら嬉しいです。
定員15名ですが、毎回満席で、本当に嬉しい限り。
もっとああすればよかった、こうすればよかったと反省することばかりですが、
たくさんの人たちと触れ合うことができ、楽しい時間を共有することができました。
それもこの古民家があるから。
いろんな人に来てもらって、古い日本家屋の居心地のよさ、気持ちよさを感じてもらえらたら嬉しいです。
2011年10月27日木曜日
今年最後のぬか漬け教室
昨日は今年最後のぬか漬け教室でした。
この後は気温が下がってくるため、発酵しにくくなってきます。
今のうちにしっかりぬか床を完成させておきましょう。
今回参加してくださったのは、私よりも大先輩の3名様。
今まで何度かぬか漬けに挑戦されたそうですが、途中で臭くなったりカビが生えたりしてダメにしてしまったとか。
今度は絶対に失敗しないように!
いいえ!ぬか漬けは失敗しません。
ちょっとおかしいなと思っても、何か手当てをすれば、必ず復活してくれます。
だからダメだとあきらめて早まって捨てないで。
と、念を押してお伝えしました。
おかしいと思ったら、すぐにご連絡くださいね。
2011年10月24日月曜日
発酵食と日本酒と秋の月を愛でる会
今日は完全に趣味の企画イベント。
「発酵食と日本酒と秋の月を愛でる会」を開催しました!
お膳の上に置いた廃油ろうそくの灯がゆらめいて、とても幻想的。
この薄暗い照明だと、まわりの人との距離感がぐっと縮まるような感覚があり、とっても親密でリラックスしたいい時間を過ごすことができたと思います。
ただ、お料理を用意しすぎて、裏方はてんてこまい。
私ももっとみんなとお話やお酒を楽しみたかったのに〜。
次回は、コース料理にするなど、ちょっと工夫しなければ。
用意したお料理はこちらです。
「発酵食と日本酒と秋の月を愛でる会」を開催しました!
おお満月! と思ったら、この日はあいにくのお天気。
でも、室内の丸い灯が窓ガラスに反射して、ほんとの満月のよう。お膳の上に置いた廃油ろうそくの灯がゆらめいて、とても幻想的。
この薄暗い照明だと、まわりの人との距離感がぐっと縮まるような感覚があり、とっても親密でリラックスしたいい時間を過ごすことができたと思います。
ただ、お料理を用意しすぎて、裏方はてんてこまい。
私ももっとみんなとお話やお酒を楽しみたかったのに〜。
次回は、コース料理にするなど、ちょっと工夫しなければ。
用意したお料理はこちらです。
発酵漬け物系
・ ぬか漬け各種(かぶ、りんご、ちんげん菜、赤大根、大根葉)
・ 本格しば漬け
・ なすの辛子こうじ漬け
・ 塩こうじ豆腐
・ 墨入り麹塩辛
・ 野菜の三五八漬け
野菜系発酵一品料理
・ 塩こうじきんぴら
・ にらのおひたし
・ 菊花ときのこの甘酒和え
・ 雪見納豆
・ かぶの塩こうじ夏みかん和え
・ 柿のごま酢和え
魚・肉・揚げ物系
・ いかの塩こうじ漬け
・ かつおのわら焼き
・ 秋さばの塩こうじ焼き
・ 豚の塩こうじ焼き
・ 酒粕クリームコロッケ
・ 熟成塩ぶり生ハム風
ごはん&ごはんのお友系
・ 胚芽米の塩にぎり
・ むかごごはん
・ 自家製なめたけ
・ ししとうの塩こうじ佃煮
・ 青唐辛子肉味噌
・ 納豆汁
甘味処
・ いちじくの白味噌コンポート
飲み物
・ 雑穀甘酒
・ 熟成梅ジュース
・ 赤しそジュース
雑穀甘酒
黒米、黒千石、モチ麦、赤米、緑モチ、うるち玄米、胚芽米。 農薬、除草剤不使用、
無施肥栽培のこだわり雑穀使用できめ細かいうまみ
・ 純米酒
「来福」茨城県筑西市 純米生原酒(生酒/17%)
もっとも濃厚なフルーティの香りがあり爽やかな喉ごし。
「風が吹く」福島県会津 自然栽培米山廃純米生しずく採り(生酒/16%)
山廃なのに、上品でやさしい香りの味わい。
「明鏡止水」長野県東部 甕口純米吟醸無濾過原酒しずく採り(生詰/19%)
槽より滴り落ちる甕より直汲みしたお酒。上品さを備えつつ最もはっきりとした飲み口
「酒一筋」岡山備前 純米無ろ過原酒(生詰/18%)
スッキリハッキリガツン元気な酒
「萬代芳7年」福島県会津 自然栽培米山廃純米生原酒(生酒18%)
奥深い宇宙の味をどうぞ(飲み過ぎ注意)
*自分で書きながらすげぇ〜。こんなに用意してどないするの。と突っ込みを入れました。
ex輪島の酒(白藤酒造/樽の香)秋上がりの濃厚さと樽の香り兼ね備えた逸品。
2011年10月17日月曜日
和の薬膳教室/実習編スタート!
これまで「和の薬膳講座」は、簡単な講座と食事会という内容でしたが、
今月から講義+実習コースが始まりました(10月はプレ開催)。
テーマは「秋の乾燥を潤すうるおいごはん」。
今月から講義+実習コースが始まりました(10月はプレ開催)。
テーマは「秋の乾燥を潤すうるおいごはん」。
空気が乾燥する秋は、肺や気管支、のど、鼻などの呼吸器も乾燥しやすくなります。
呼吸器が乾燥すると粘膜が炎症を起こしたり、ウイルスや細菌が繁殖しやすくなり、咳や痰、ぜんそくなどの呼吸器のトラブルが多くなります。
こうした季節のトラブルを防ぐのが、秋の味覚です。
ぎんなん、栗、れんこん、落花生、梨、百合根、柿、かぶなどの秋に実りを迎える種実には、肺を潤し、乾燥によるさまざまな症状を治める薬効(潤肺)や、すべての体液を補充する薬効(生津・滋陰)のあるものが多く見られます。
今日はこうした食材を使って、一汁三菜ごはんを作りました。
メニューはこちらです。
・さといもと青菜のくるみごま和え
・きのこと菊花のみぞれ和え
・れんこんのおろし揚げ
・かぶのすり流し汁
・梨の薬膳コンポート
・胚芽米ごはん
・ぬか漬け各種
みんなで作ると、いろんな心や手が入って、いっそうおいしくなる気がします!
大根、かぶ、れんこん、梨、くるみ、里芋……。
こうした潤い効果のあるものが、
ちゃんとその季節に表れるって、すごいことだと思います。
季節の恵みに感謝!
和食はこうした季節の恵みを取り入れて、旬を味わうことを一番大切にしています。
昔ながらの素朴な和食が、いかにすばらしい知恵にあふれ、
どれほど体にいい健康食かっていうことを、
一人一人が感じ取ってくれたら嬉しいです。
2011年10月2日日曜日
和の薬膳講座「秋の乾燥を防ぐうるおいごはん」編
10月の和の薬膳講座は「秋の乾燥を防ぐうるおいごはん」です。
秋になって空気が乾燥すると、肺や気管支、のど、鼻などの呼吸器も乾燥しやすくなります。呼吸器は乾燥に弱いため、炎症を起こしたり、ウイルスや細菌も繁殖しやすくなります。
これを防ぐのが、ぎんなん、栗、柿、れんこん、かぶ、白きくらげ、大根などの秋に旬を迎える味覚です。
それぞれ働きは異なりますが、いずれも肺を潤したり、津液(体液)を補ったり、のどの痛みや咳を抑えたりする作用があります。
秋は実のなる季節。こうした種実類が、秋のトラブルを防いでくれるのです。
自然て、本当によくできていますよね。
それを取り入れた和食の知恵にも改めて感嘆します!
本日のメニューは、
・雑穀甘酒(このところの定番! はまってます)
・前菜四種【塩麹豆腐、塩炒りぎんなん、赤かぶの甘酢漬け、山芋のずんだあん】
・里芋と青菜の白和え
・きのこと白きくらげのみぞれ和え
・れんこんのおろし揚げ
・鯛のかぶら蒸し
・胚芽米ごはん・納豆汁・漬け物各種
・白きくらげと梨の薬膳コンポート
ちなみに、この日も輪島からお借りしている家具膳でいただきました。
ほんとに美しい食器にうっとりです!
これまでは、「薬膳のお話とお食事」という形だったのですが、
実習も入れてほしいというご要望が多いので、
11月からは、実習付きの薬膳教室を始めます。
こちらもどうぞよろしくお願いします。
詳細は食べごとのHPに掲載しますので、こちらをご覧ください。
秋になって空気が乾燥すると、肺や気管支、のど、鼻などの呼吸器も乾燥しやすくなります。呼吸器は乾燥に弱いため、炎症を起こしたり、ウイルスや細菌も繁殖しやすくなります。
これを防ぐのが、ぎんなん、栗、柿、れんこん、かぶ、白きくらげ、大根などの秋に旬を迎える味覚です。
それぞれ働きは異なりますが、いずれも肺を潤したり、津液(体液)を補ったり、のどの痛みや咳を抑えたりする作用があります。
秋は実のなる季節。こうした種実類が、秋のトラブルを防いでくれるのです。
自然て、本当によくできていますよね。
それを取り入れた和食の知恵にも改めて感嘆します!
本日のメニューは、
・雑穀甘酒(このところの定番! はまってます)
・前菜四種【塩麹豆腐、塩炒りぎんなん、赤かぶの甘酢漬け、山芋のずんだあん】
・里芋と青菜の白和え
・きのこと白きくらげのみぞれ和え
・れんこんのおろし揚げ
・鯛のかぶら蒸し
・胚芽米ごはん・納豆汁・漬け物各種
・白きくらげと梨の薬膳コンポート
ちなみに、この日も輪島からお借りしている家具膳でいただきました。
ほんとに美しい食器にうっとりです!
これまでは、「薬膳のお話とお食事」という形だったのですが、
実習も入れてほしいというご要望が多いので、
11月からは、実習付きの薬膳教室を始めます。
こちらもどうぞよろしくお願いします。
詳細は食べごとのHPに掲載しますので、こちらをご覧ください。
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