2011年3月28日月曜日

「笑顔を食べよう!」プロジェクト始めました!

先週に引き続き、昨日の日曜日にもチャリティイベントに参加しました。
葉山で行われる「HAYAMANトレイル」の一部です。
http://hayama-triathlon.blog.so-net.ne.jp/

お米不足ですし、できるだけ少ない物資で多くの募金が得られるように蒸しパン中心に販売。「よもぎの蒸しパン」「かぼちゃの蒸しパン」「さつまいもの蒸しパン」「みそひじき蒸しパン」を、会場のその場で次々と蒸し上げていきました。「よもぎのおにぎり」もちょっとだけ。



また、併せて今回より「笑顔を食べよう!」プロジェクトを始めました。
被災地の方々には、お金だけでなく、
募金をしてくださった1人1人の笑顔も届けたいと思い、企画したものです。
食べることは、みんなを笑顔にしてくれます。
その笑顔は、疲れた心をきっと満たしてくれるはずです。

具体的には、食べ物を買って募金してくださった方の笑顔の写真を撮らせていただき、
それを集めて義援金とともに被災地に届けたいと思います。

食べ物を買う→食べて笑顔になる→購入金額が募金になる→被災地に募金が届く→
→どんな人が募金してくれたのか分かる→被災者も笑顔になる

こんなふうに、募金をした人と受け取った人がつながって、
笑顔のサイクルが回っていけばいいな〜と思っています。

こちらは昨日のイベントでいただいた笑顔です。
募金額は7420円。ありがとうございました!

笑顔の写真は、いずれは大きなポスターなどにして被災地に届け、
そしていつか笑顔を取り戻した被災地の方々の写真も撮ってポスターにし、
「笑顔の往復書簡」みたいに、2枚を並べて展示できたりしたらいいなぁとも。

私たちがチャリティに参加しても、たいした金額にはなりませんが、
こういうことは1人1人の気持ちの積み重ねと、続けることが大事だと思いますので、
今後もできるだけやっていきたいです!

2011年3月21日月曜日

チャリティイベントに参加しました


20 日、震災チャリティイベントに参加いたしました。

募金や支援物資を送ること以外に、
何かできることはないか、と悶々と考えていましたが、
近所で以下のイベントが行われることを知り、
微力ながら協力させていただくこととなりました。
















出品したのは「かぶの甘酢漬け」「白菜の柚子漬け」「大阪漬け」の3種類の漬け物と、
近所で摘んできた「よもぎのおにぎり」です。
おまけで、よもぎやのびる、からすのえんどうなどの野草も並べたけれど、
これは売れませんでした〜。
野菜不足のときは、誰もがこういう野草を食べられるといいのだけど。

物資不足のため、たいした量は作れませんでしたが、1時間で完売し、
売り上げの2800円全額募金いたしました。
ほんとささやかな金額ですが、
こういうのって1人1人の気持ちの積み重ねが大事ですもんね。
あ、このほかに募金もあります。

このイベント自体の募金額の総額は現在集計中のようです。

ほんとにこの1週間余り、気持ちがふわふわして落ち着きません。
そんなときに、手と手を合わせてぎゅぎゅっとおにぎりを握ると、
なんとなく高ぶっていた気持ちが鎮まるようです。
食べものの力を再確認。

また何かできることがあれば、協力していきたいです。

東北関東大震災チャリティーイベントイベント イベント

■「パワー・トゥー・ザ・ピープル 葉山 チャリティライブ」
出演:真砂秀朗 / KAZ / 雅紀与
開催場所:一色会館(森山神社境内)
時間:3月20日(日)15時 ~ 16時
料金:ドネーション&募金
※ 当日はスピーカーも暖房も使用しません。
※ 葉山や近隣在住のミュージシャンによるチャリティーライブコンサートです。

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■ 東北関東大震災チャリティー農産物マーケット
「全国農産物市パワー・トゥー・ザ・ピープル 葉山」開催のお知らせ
開催場所:森山神社(神奈川県三浦郡葉山町一色2165)
開催日時:2011年3月19日(土)、20日(日)・10時 ~ 15時

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全国の農産物や卵などを神奈川県葉山町森山神社で販売します。
計画停電、ガソリン不足等による、店舗の閉店、品薄、買い占めなどの影響で、通常の買い物への不自由や被災地への救援物資不足が生じている現在、無駄な消費を控えつつ、全国各地の生産者の協力による産物を必要なだけ買っていただく、という主旨で開催するものです。
「全国農産物市パワー・トゥー・ザ・ピープル 葉山」での売り上げの一部は、東北関東大震災義援金として寄付されます。

【支援物資受付】←急遽、20日も受付るそうです!
3月19日(土):森山神社境内
被災地支援のための、毛布や下着、タオル、缶詰、ほ乳瓶、キャンプ用品などの寄付を受け付けます。(※現在、洋服、靴、帽子、玩具類は受付をおこなっておりません)

ちなみに販売するものは、かぼちゃ、トマト、サトイモ、たまねぎ、にんじん、小松菜、豆苗、ニラ、ねぎ、大根、大葉、水菜、きゅうり、サラダほうれん草、みつば、ルッコラ、ピーマン、舞茸、えのき、等の野菜をはじめ、切り餅、玉子、木綿豆腐、絹豆腐、厚揚げ、こんにゃく、糸こん、グレープフルーツ、オレンジ、むき栗、ゼリーなど約40種

2011年3月16日水曜日

勇気が出ました


東日本大震災で被災されたみなさまには心からお見舞い申し上げます。

地震発生以来、あまりの出来事にブログを書く気持ちにもなれませんでしたが、

以下の画像を拝見し、力が出てきました。

たくさんの人に見ていただけたら。


2011年2月23日水曜日

わけぎとあさりのぬた

あぁ春だなぁと実感する食べ物の1つがこれ。
わけぎとあさりのぬた。
春先になると出てくるわけぎ。
これはねぎではなく、たまねぎとねぎの中間のようなもの。
生で薬味代わりに使っても、ねぎの香りや辛みはない。
その代わり、熱を加えると俄然甘みが出てくる。

この旬の青みと一緒に、
同じく春においしくなるあさりと組み合わせたのが定番の一品。
さわやかな酢みそが本当によく合い、
口の中が春色に染まる。

◉薬膳ポイント
魚介類には必ずわさびやしょうがなどの薬味が添えられますが、
これは魚介のたんぱく質が腸内で腐敗するのを防いだり、
独特の臭いや雑菌の繁殖を抑えるため。
あさりの酢みそ和えにするときも同じこと。
酢みそに溶き辛子を加えるのがポイントです。

◉材料(2人分)
わけぎ1/2束、あさり適量、和え衣[酢大さじ2、白みそ大さじ1、みりん大さじ1、溶き辛子小さじ1/2]

◉作り方
1.あさりは砂抜きして洗い、ひたひたの酒で蒸す。貝が開いたら身を取り出す。
2.わけぎはさっとゆで、4cm長さに切って水気をしっかり取っておく。
3.鍋に和え衣の材料を入れて弱火にかけ、みそが溶けたら辛子を加える。
4.3が冷めたら、食べる直前にわけぎとあさりを和える。

2011年2月14日月曜日

揚げ大根葉のおろし和え

辰巳浜子さんの名著『料理歳時記』に出てきた一品。

大根の葉をからりと素揚げして、大根おろしに和え、柑橘類のしぼり汁と醤油をかけていただくというもの。
浜子さんは大根葉もあれこれ工夫して、実に上手に食べているのだけど、これもまたすばらしいアイデア。
揚げることで葉の甘味がぐっと引き出されて、おろしの辛味とよく合うんです。
コツは低い温度で、色よく揚げること。
高温で揚げすぎると、あっという間に鮮やかな緑色が茶色くなってしまうので要注意。
お酒のおつまみに最高です!

◎薬膳ポイント
薬膳では食物の味を、その働きから「酸味」「苦味」「甘味」「辛味」「鹹味」の五味に分類しますが、大根の根は辛味、葉は苦味に属します。
苦味と辛味は、バランスを取り合う働きがあるため、この2つを組み合わせることは、とっても理にかなっています。
やっぱり食物は、葉も皮も実もすべて食べることではじめて、バランスがとれるようになっているんですね。

◎作り方
(1)大根葉をむしりとり、洗ってからしっかり水気を切っておく。大根は皮ごとすりおろし、自然に水気を切っておく。
(2)低温の油で色よく揚げる。
(3)食べる直前に大根おろしと和え、柑橘類のしぼり汁と醤油をかけていただく。
好みで茎ごと揚げた大根葉を添えても。

2011年2月5日土曜日

十品目きんぴら

きんぴらは、ごぼうとにんじんが定番ですが、
私はそのとき家にある野菜をいろいろ入れてしまいます。
ごぼうの端っこや大根の皮やしっぽ、ねぎの青い部分など、
ほんのちょっと残っていたり、つい余らせてしまいがちなものを、
何でも入れられるので、野菜室の整理にもなります。

今日は、ごぼう、にんじん、しいたけ、大根の皮、ヤーコン、れんこん、ねぎの青み、ゆずの皮、しょうが、唐辛子の十品目。
いつものきんぴらが、ぐっと豪華な一品になるし、
いろいろな野菜のうまみや甘味が相まって、ほんとにおいしいの!
加えた野菜、それぞれがみんないい味出してくれるから、味付けも薄めでOK。
冷めてもおいしいから、翌日の朝ごはんやお弁当にもおすすめですよ。

◎薬膳ポイント
きんぴらには唐辛子が欠かせませんが、定番のごぼうは体を冷やす作用が強い野菜。そこで、バランスをとるために、温める効果の高い唐辛子を加えて、胃腸を冷やさないように工夫されているのです。和食の知恵ってすごいですよね。

◎作り方
(1)好きな野菜をすべて千切りにする。どの野菜も同じくらいの大きさに切るのがコツ。味の回り方や火の通り方が均一になります。
(2)フライパンにごま油を入れて唐辛子を炒め、(1)の野菜を加えて炒める。
(3)全体に火が通ったら、酒、みりん、しょうゆで味を整える。

2011年2月3日木曜日

節分の炒り豆

2月3日の節分の日にまく炒り豆。
自分でも簡単に作ることができます。
炒りたてはそれは香ばしく、外はかりっ、中はふっくら。
かむと豆の甘みがしっかり広がって、買ったものとはひと味違います。
自分で必要な分だけ炒れば、余らせてしまうこともないですね。

◎作り方
1)大豆を一晩水につけておく。

2)1の水気をよく切り、土鍋に入れて弱火でじっくり炒る。

3)10〜15分ぐらい炒って、豆が柔らかくなれば完成。

あらかじめ5分ぐらい茹でてから炒ると、炒り時間は短くなります。
鍋は熱の伝わりがゆっくりな土鍋がおすすめ。