12月2日(金)、TAMA市民大学にて「家庭でできる食養」というテーマでお話をさせていただきました。
前日からの凍えるような寒さに加えて雨と、あいにくのお天気でしたが、63名もの方々が集まってくださったそうです。
平均年齢68歳。ちょうど私の母親と同じぐらいです。
このぐらいの年齢になると、一人暮らしの方もいれば、あそこが痛い、どこが悪いと、みな病院通いになり、なかなか食事も作らなくなる、とのこと。
でも、このぐらいの世代の方のほうが、昔ながらの素朴な和食に慣れ親しんできたはず。
旬を取り入れた、昔ながらの和食こそ、一番の食養生です!
雑穀の混じったごはんを炊いて、味噌汁を作り、野菜をゆでておひたしにし、魚を焼き、漬け物を食べる。もうそれで十分!
何もカタカナの難しい料理を作る必要はないと思うんです。
こういう素朴な和食なら簡単だし、毎日続けて作れるはずですよね。
どうか、昔から食べてきた和食を、日本の伝統食として、誇りをもって食べていっていただけたらと思います。
そして、子どもや孫たちに、いかに昔ながらの和食がすばらしいかを、こうした世代の方たちこそ伝えていってほしいと願います。
というような内容のお話を、1時間ちょっとさせていただいたわけです。
1人でも多くの人の心に響いて、少しでもお役に立てたら嬉しいな〜。
もっとあの話もすればよかった、こんなエピソードも言えばよかった、と、後から思うことばかりですが、また機会があったらお話させていただければと思います。
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